2008-11-06 第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
世界百九十二か国の多くが持つ軍隊の大多数はMDなど全く無縁の軍隊がほとんどですが、巨額の金が掛かる、したがって利権の塊のようになっている最新型の宇宙兵器とも呼ぶべきミサイル防衛、MDシステムを自衛隊が導入している事実は、必要最小限の限度を超えているのではないでしょうか。外務大臣、明確に答えてください、簡単に。よろしくお願いします。
世界百九十二か国の多くが持つ軍隊の大多数はMDなど全く無縁の軍隊がほとんどですが、巨額の金が掛かる、したがって利権の塊のようになっている最新型の宇宙兵器とも呼ぶべきミサイル防衛、MDシステムを自衛隊が導入している事実は、必要最小限の限度を超えているのではないでしょうか。外務大臣、明確に答えてください、簡単に。よろしくお願いします。
その中で、中国とロシアが、宇宙兵器配備を禁止する条約案としての、宇宙兵器の配備、宇宙設備に兵器使用、威嚇することを防止する条約の草案というものを共同で提出されておるわけですね。これに対する日本の対応はどのようなものになっているのかを御説明ください。
米軍は現在宇宙兵器としてレーザー兵器を開発している時代です。カナダは賢明にもMD参加を拒否しましたが、日本は命中するか否か効果の定かでないMDを買わされようとしているかに見受けられます。 質問します。 MD計画は防衛上無意味だと判断されたら直ちに予算執行を打ち切る決断をしなければなりませんが、その覚悟はありますか。
宇宙空間において宇宙兵器が飛ばされて、これが相手の物体を迎撃して破壊するということは、これはもう明確に軍事的な目的ですね。これは国会の決議で繰り返しなされ、政府が答弁してきていることと全く外れたことをおやりになろうとしているんですが、これはそういう国会決議とどうして両立できるんでしょうか、野呂田さん。
そうしたら、防御的な手段であればいわゆる宇宙で宇宙兵器を使って相手の武器を迎撃していいというふうなことを、前の国会決議のいわゆる平和目的に限りいかなる意味でも宇宙空間においては軍事的には使用されないと、相手を迎撃するというのはこれは軍事ですよ、その国会決議となぜ両立できるんですか。
それよりさらに一歩進んで、アメリカの下院議員のミネタ議員が、この問題については国防総省は具体的な利用計画を持っているわけではないと言っているけれども、既に宇宙兵器の補給基地として利用可能かどうか検討しているし、基地を使っての戦時の指揮、管制、通信システム、いわゆるC3Iシステムですね、これに関心を持っているということを、日系の二世ですけれども、アメリカの議員が言っています。
聞いておきますが、基地を使って相手の軍事動向の監視でありますとか軍事に欠かせない気象観測、あるいは宇宙基地で研究開発された新合金が宇宙兵器に使用されるということはもちろん大いにありますし、アメリカは軍事戦略上検討しているだろうということは容易に推測できるわけですが、こういうことはこの協定では禁止されているのでしょうか。
アメリカが日本の実験棟を使って、一、宇宙兵器の補給基地としての利用、二、戦時の指揮管制通信、三、レーザー発射、四、相手の軍事動向の監視、偵察、五、軍事目的の気象観測、六、宇宙兵器のための新合金の研究開発、七、放射線に強いICの開発、八、SDI実現のための実験開発を行うことは許さないし許されていない、こういうことを今までの外務省の答弁は意味しているのですか。
また、今お話のありました核兵器、通常兵器の軍縮と宇宙兵器及び化学兵器禁止のための検証制度を確立するために日本が技術的な協力をいたしますよということも総理から言っていただきたい、これもわかりましたというお答えでありました。
それから「防御的、攻撃的を問わず宇宙兵器の実戦的実験、配備には、それが米国内法や条約に違反していれば利用されるべきでない」こうなっているわけですね。つまり、SDI兵器の開発、配備も既存の法律に反しない限りこれは認められておるわけでございます。宇宙兵器の実戦的実験や配備を禁じた小委員会可決の法案は大幅にこれを修正されまして、軍の利用の道が大きく開かれたと報道されておりますが、これはうそですか。
その後、米ソ両国は一九八五年一月、INF交渉を含む新たな軍備管理交渉、通常、核及び宇宙兵器交渉といっておりますが、これを開始することで合意いたしまして、八五年の三月からINF交渉が再開されました。そして、紆余曲折を経まして、先般の条約署名に至ったわけであります。
○説明員(遠藤實君) 防御・宇宙兵器につきましては、今回の米ソ会談で両国が非常に突っ込んだ意見交換をしたと承知しておりまして、結果といたしましては、ABM条約等に関しましてジュネーブの米ソ両国の交渉団に対して合意を作成しろという指示を与えることになったと承知しております。したがいまして、ジュネーブにおける交渉の推移を見守りたいと思っております。
それからもう一つ、仮にグローバル・ダブル・ゼロ提案に基づくINF交渉の妥結ということが年内に行われるということになった場合に、ジュネーブの包括軍縮交渉におけるその他の分野、具体的に言えばまず宇宙兵器の問題、それからもう一つは戦略核兵器の問題、この交渉は一応それぞれ分離するということになっているわけです。
例えば、まず第一に、一九八四年の十二月には、我が党とソビエト共産党との両党会談でも、核兵器を不法なものとして、その廃絶を人類にとって死活的に重要な課題としてはっきりと宣言をいたしましたが、それが具体的に世界政治の場でも八五年の一月八日発表されました米ソ共同声明になって、グロムイコ外相、シュルツ国務長官との間で、双方は会談を通じて核兵器と宇宙兵器に関する来るべき米ソ交渉の主題と目的について討議したとして
これは欧州配備の中距離核兵器、INFに関する交渉を、ほかの戦略核兵器、宇宙兵器と切り離し合意するような内容となっております。これはレイキャビクでの一括、包括ということと比べれば随分前進した。これに対して米側でもこれを歓迎する意を表明し、ジュネーブでの軍縮交渉の進展が期待されるわけでありますけれども、今回のゴルバチョフ提案について外務大臣の評価はどういうものであるのか。
そして、米ソ交渉について言えば、米ソ間で核兵器廃絶の確固たる政治的合意を具体的に成立させることを正面から追求すべきであり、そのためには、戦略核兵器、中距離核兵器、宇宙兵器の三つの分野での個別交渉だけでなく、核兵器廃絶の課題についての独自の交渉の場を設けることを我々は要望しています。
そういうときにおきまして、SDI、宇宙兵器競争というのはソ連にとりまして、ある西側の学者の言葉によりますと、姿を変えた先進テクノロジー競争であるというふうに受けとられております。
ですから、SDIによって配備される宇宙兵器というのは、一方においては何を動力にするかというのは、学者の間ではエネルギー源は、例えば原子力すなわち原爆になると想定されております。そうすると、我々の頭上を何百発もの原爆が通常飛び回る、そしてお互いに今度はそれを空中で爆破し合う、破壊し合う、こういうことにだんだん発展していくんじゃないですか。
そこで、ソ連が宇宙兵器のSDIの研究を実験室内に限定することを提案することにより、ABM条約の強化と表現しておりますけれども、アメリカはこのようなことの変更を受け入れられないとして決裂したわけでございますが、SDIの研究を実験室内に限定するということは具体的にどういうことなのでしょうか。
これは私は、ソ連側がゴルバチョフの演説あるいは米ソの首脳会談においてINFを宇宙兵器、戦略兵器と切り離すということを申しておったにかかわらず、SDIを理由にして決着を見なかったことは極めて遺憾であるということをカピッツァ次官には申したところでございます。そういう経過がございましたけれども、いずれにしましても今後の米ソの対話を続けていくことを期待するということを強く要請いたしました。
SDIの問題について私が触れましたのは、いわばINFと宇宙兵器、あるいは戦略核等の問題等について宇宙兵器とのリンケージ、これは切り離して考えるということをゴルバチョフ演説や米ソ首脳会談で言われておったにかかわらず、全体パッケージでなければいかないということで、いろいろ複雑な事情があったと思いますけれども、そのことが決着を見なかった全部の理由であるということについては、私としてはこれはおかしいではないでしょうかということを
そのための努力というのがやはり米ソ首脳会談あるいは米ソ軍縮交渉の場で鋭意行われておるわけでございまして、ソ連がジュネーブ交渉で、戦略核、中距離核あるいは宇宙兵器の対象等に戻った一つの大きな理由が、SDI研究を推進しているためであるということを西欧諸国は一致した意見として持っておる、ソ連がどういう評価をしたかは別でございますが、少なくとも西欧諸国はそういう評価をしているという事実。
ですから、私ちょっと聞きたいのは、非常に単純な素朴な質問ですけれども、要するに宇宙兵器と言われるSDIですね、はっきり言えば。宇宙というのは日本から見てどこが宇宙の領域なんというのはないと思うんですよ、私。地球全体から見て宇宙ですから。そうなったときに、アメリカが、非核兵器とはいえ、これは宇宙に対する軍備の要するに一つの戦略防衛構想ですから。そうなったときにそれに参加するということ。
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